作品解説
都会的で殺伐としたバックトラックに切り込む骨太なヴァイオリンの音は、聴く人を不思議な旅へと誘う。どこか懐かしく、哀愁を帯びたメロディーと、そこに浮遊する絵画的空間・・・一編のストーリーと映像を感じさせる、味わい深い作品に仕上がっている。
01 nord
"speedy dark and frozen bitch"の不思議な旅は、このアルバムのタイトルにもなっている"nord(北)"から始まる。寒々しく、陰鬱な感じの曲にのってどこへ向かうのか…
02 edge
どうやら駅についたらしい。寂しい旅にはなんとなく飛行場は似合わない。列車にゆられながらいろんなことを回想してみる…
03 unknown dance
辿り着いた場所でひとりの少女に出会う。不思議なダンスを踊るこの少女は一体何者なのか?誘われるままに行き着いた所は…
04 waltz of a gloomy tavern 〜陰気な居酒屋のワルツ〜
そこはとても暗い感じの居酒屋だった。でもなんだか奇妙な安らぎをおぼえる、そんな場所だった。たまにはこんな所で一夜を明かすのもいいだろう…